このような疑問に答えます。
本記事の内容
- 英語を勉強すれば本当に年収が上がるのか?
- 【ランキング】英語を使った仕事の年収は?
- 英語を勉強すれば稼げる
- 年収が高い仕事ほど、英語が必要になってくる
本記事を書いているわたしは、現在カナダ在住。「フィリピン留学」「オーストラリア・カナダ ワーキングホリデー」を経て、現在はカナダでフリーランスで活動中。もともと英語が全く話せなかったわたしですが、現在TOEICの点数は820点です。
今回は、ランキング形式で、英語を使う職業と年収、目安になるTOEICの点数をまとめました。
Contents
英語を勉強すれば本当に年収が上がるのか?
結論、TOEICの点数が高ければ、チャンスは広がります。
ただし、英語力があるだけでは、年収は上がらないでしょう。
それぞれの仕事にあった資格やキャリアが必要になります。そこに英語力を加えると、年収は跳ね上がります。
以下に年収の高い順に、英語を必要とする仕事をまとめました。採用基準になるTOEICもあわせて載せているので、やりたい仕事には、どのくらいの英語力が必要か分かります。
【ランキング】英語を使った仕事の年収は?
順位 | 職業 | 平均年収 | TOEIC点数 |
---|---|---|---|
1 | コンサルタントマネージャー | 900万円~2000万円 | 800点以上 |
2 | 国際弁護士 | 1000万円~1800万円 | 900点~950点 |
3 | パイロット | 1,584万円 | 訓練までに650点/最終的には850点以上 |
4 | 外交官 | 1400万円 | 900点以上 |
5 | 外資系金融 | 900万円~1300万円 | 850点以上 |
6 | 国連職員 | 400万円~860万円 | 860点以上 |
7 | 外資系企業 | 800万円 | 650点~800点 |
8 | 入国審査官 | 600万円~700万円 | 500点~ |
9 | 秘書 | 300万~650万円 | 850点以上 |
10 | 米国公認会計士 | 500万円~600万円 | 800点以上が受験に必要 |
11 | 翻訳家 | 400万円~600万円 | 700点~800点以上 |
12 | バイヤー | 300万円~600万円 | 750点以上 |
13 | 通訳者 | 100万円未満~600万円 | 900点以上 |
14 | 航空管制官 | 586万円 | 600点~700点 |
15 | 英会話講師 | 330万円~570万円 | 700点~800点 |
16 | キャビンアテンダント | 550万円 | 600点~ |
17 | システムエンジニア | 550万円 | 400点~600点 |
18 | 国際会議コーディネーター | 420万円~550万円 | 850点以上 |
19 | 通関士 | 540万円 | 400点~500点 |
20 | 海外リポーター | 540万円 | 500点~ |
21 | 特許事務員 | 250万円~500万円 | 600点~ |
22 | 貿易事務 | 420万円~460万円 | 600点~ |
23 | グランドスタッフ(空港職員) | 270万円~450万 | 550点~ |
24 | 留学コーディネーター | 300円~400万円 | 750点以上 |
25 | ホテルスタッフ | 300万円~400万円 | 600点~ |
26 | 旅行スタッフ | 300万円前後 | 500点~ |
27 | 接客スタッフ | 300万円前後 | 400点~ |
参考として2018年のサラリーマンの平均年収が441万円(国税庁調査)です。
それぞれ順番に解説します。
コンサルタントマネージャー
平均900万円~2000万円
TOEIC:800点以上
書類選考の基準は750点からが目安です。コンサルする職種によりますが、1番高いのは、外資系の経営コンサルのマネージャークラスで、平均年収は、1400万円~2000万円です。
国際弁護士
平均1000万円~1800万円
TOEIC900点~950点
国内の法律事務所だと最高年収は2600万円と言われており、外資系法律事務所だと、最高1億円も超えてきます。
パイロット
平均1,584万円
TOEIC:訓練までに650点
大手ほど年収が高く、中堅以下では大手の半分程度になります。
最終的にTOEICは800点以上が必要と言われています。
外交官
平均1400万円
TOEICは900点以上
大使や公使になると、平均2200万円になりますが、階級や地域によって年収は変わってきます。
外資系金融
平均900万円~1300万円
TOEICは850点以上
競争社会の実力主義な為、成果が出ないと給与はさがります。
国連職員
エントリーレベルの平均年収が400万円~860万円
TOEIC:860点以上
最も年収が高いシニアレベルで平均1200万円~1350万円となります。
※地域によって年収は変動します。
外資系企業
平均800万円
TOEICは650点~800点
マネージャークラスになると、平均は2000万円となります。
しかし、退職金や福利厚生が無い場合が多いです。
入国審査官
平均600万円~700万円
TOEIC:500点~
上級入国審査官や統括審査官になると、1000万円以上になります。
秘書
平均300万~650万円
TOEIC:850点以上
秘書として働く職場によって年収が変わってきます。
最も高い年収と言われている政策担当秘書では、1000万円を超えます。
米国公認会計士
監査法人の会計士で平均500万円~600万円
TOEIC:800点以上が受験に必要と言われている目安
コンサル企業の場合、500万円~700万円、大手だと800万円以上になります。
翻訳家
平均400万円~600万円
TOEIC:700点~800点以上
※企業に勤める場合は800点以上が望ましい
翻訳する種類によって変動します。
小説や歌詞などを翻訳する文芸翻訳が、480万円~800万円と最も高い年収です。
バイヤー
平均300万円~600万円
TOEIC:750点以上
大手、都心百貨店バイヤーで平均600万円~800万円と言われています。
人気商品を生み出していくことによって年収も上がっていきます。
通訳者
平均100万円未満~600万円
TOEIC:900点以上
観光業の通訳者は、正規の社員ではなく、フリーランスや契約社員が多いため年収は高くないです。
通訳者として、狙うなら企業向けの通訳者がおすすめです。
同時通訳が出来るなら1000万円以上になることもあります。
航空管制官
平均586万円
TOEIC:600点~700点
転勤が多いですが、その分手当が充実しています。
海外に出向となれば1000万円を超えることもあります。
英語講師
平均330万円~570万円
TOEIC:700点~800点
勤務先や教える相手によって給料が変動します。
たとえば、マンツーマン英会話スクールで平均300万円~400万円
専門学校英語教師で420万円~570万円と言われています。
キャビンアテンダント
平均550万円
TOEIC:600点~
外資系の航空会社なら700万円以上と言われています。
システムエンジニア
平均550万円
TOEIC:400点~600点
TOEICのスコアが700点を超えると、さらに年収も上がってきます。
国際会議コーディネーター
平均370万円
TOEIC:850点以上
イベントやシンポジウムの企画から運営までを手掛ける仕事です。
実績で評価してくれる企業が多いです。
通関士
平均540万円
TOEIC:400点~500点
陸空海運の中でも、海運業界や海外の会社に勤務すると、平均1,000万円を超えてきます。
海外リポーター
平均540万円
TOEIC:500点~
フリーランスの場合は収入が不安定ですが、放送局に入り、ベテランになると1000万円を超えてきます。
特許事務員
平均250万円~500万円
TOEIC:600点~
特許翻訳者になれば、400万円~1000万円と言われているので、目指すのであれば、特許翻訳者がおすすめです。特許翻訳者の場合はTOEIC:850点以上が必要です。
貿易事務
平均420万円~460万円
TOEIC:600点~
大手の会社に勤めるほど給料は高くなっていきます。
グランドスタッフ(空港職員)
平均270万円~440万(JAL)
280万円~450万円(ANA)
TOEIC:550点~
管理職になると、平均380万円~450万円です。
留学コーディネーター
平均300円~400万円
TOEIC:750点以上
留学カウンセラーの資格は、入社後取るように促されることが多いです。
留学経験があると有利です。
ホテルスタッフ
平均300万円~400万円
TOEIC:600点~
年収は、ポジションやホテルの規模によって変わってきます。
旅行スタッフ
平均300万円前後
TOEIC:500点~
一般的に、平均月収が19.4万円と言われています。
経験や得意分野によって収入に大きく差が出る仕事です。
外国人向けセールスを行うのであれば、TOEIC:800点以上は必要になります。
接客スタッフ
平均300万円前後
TOEIC:400点~
飲食店などの接客業です。
難しい英語は必要としないので、TOEICは400点以上あれば十分でしょう。
英語を勉強すれば稼げる
ここまでで、自分の目指す年収と仕事が、なんとなく見えてきたと思います。
あとは、英語力を伸ばすだけです。
手っ取り早く英語力を伸ばすなら、留学することをおすすめします。
なぜならば、短期間で英語力を伸ばすことが出来るからです。
わたしも、実際にフィリピン留学に半年行って、TOIECが300点ほど伸びました。
費用は、平均70万円~100万円ほど必要ですが、英語力が伸びれば、後から回収することは可能です。
一般的に英語を使う仕事の人は、使わない人と比べて、30%年収が高いと言われています。
2018年の平均収入が441万円(国税庁調査)と言われていますので、単純計算で30%上乗せすると573万円。つまり、130万円以上収入があがります。
「仕事を辞めてまでは・・・」という方は、日本でも英語を勉強することは出来ます。
「【無料あり】初心者にもおすすめの英会話スクール4社【ニーズ別】」の記事では、ニーズ別に合わせた英会話スクールを紹介しています。
たとえば、オンラインのみで英語を学びたい方、短期間でガッツリ学びたい方など、自分にあった方法で学ぶことが出来るようになっています。
参考【無料あり】初心者にもおすすめの英会話スクール4社【ニーズ別】
「初心者におすすめの英会話スクールを知りたい。どんな英会話スクールを選べばいいのか・・・? 英語を話せるようになりたいが、どのような英会話スクールがあるのかを知りたいです」 ...
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まとめ:年収が高い仕事ほど、英語が必要になってくる
以上、年収順に、英語が必要な仕事をまとめました。
ご覧になったように、1,000万円を超える職業は、TOIECが少なくても850点以上必要と言われています。
なので、850点以上あると、チャンスが広がるということです。
850点であれば、半年間本気で勉強すれば、許容範囲内だと思います。
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