このような悩みを解決します。
本記事の内容
- 社会人からでも英語は話せるようになるのか?
- 社会人から英語を話せるようになるためのスキルを解説
- 社会人が英語を話せるようになるまでの時間
本記事を書いているわたしは、現在カナダ在住。英語を勉強し始めたのは、社会人になってから。当時のTOEICは400点。3年間勉強を続け、海外で生活、仕事がしたいと思い、フィリピン留学の後、ワーキングホリデーへ。現在のTOEICは820点。
海外旅行で困らないぐらいの英語が話せるようになりたい・・・将来、海外で働きたい・・・など、英語が話せるようになりたい理由は、人それぞれありますが、わたしたち日本人は、なぜか英語に対しての「苦手意識」というものが強く、実際に英語を話せる日本人は全体の2%ほどしかいないそうです。
じゃあやっぱり英語は話せるようにならないの・・?と思うかも知れませんが、そうではありません。
本記事では、社会人からでも、英語を話せるようになるには、どうすればいいのかを解説していきます。
Contents
社会人からでも英語は話せるようになるのか?
結論、社会人からでも英語は話せるようになります。
なぜなら、わたしたちは、英語に対して苦手意識があるだけで、英語を勉強してこなかったわけではないからです。
ただし、いままでしてきた勉強だけでは、話せるようにはなりません。
それは、今までしてきた勉強は、あくまでもテスト用の勉強であり、英会話をするための勉強はしてきていないからです。
社会人から英語を話せるようになるためのスキルを解説
英語を話せるようになるために必要なスキルは下記の通りです。
単語力
文法力
リスニング力
瞬発力(スピーキング力)
本来は、これら全て必要なのですが、目指す目標によって、優先順位は変わってきます。
たとえば、「海外旅行で困らないぐらいの英語を話せるようになりたい方」は、単語力させあれば、何とかなりますし、「日常会話が困らないぐらい話せるようになりたい方」は、単語力と瞬発力(スピーキング力)を身につければ大丈夫です。
ただし、ビジネスで使えるぐらいの英語を話せるようになりたい方は、これらすべてのスキルを身につければいけません。
以下、それぞれのスキルの勉強法を解説します。
単語力を上達させる勉強法
単語力は、とにかく参考書をやりこみましょう。なぜなら、単語はどうしても記憶しなければいけないからです。
目標にしているレベルにもよりますが、日常会話や海外旅行ぐらいなら、中学英語レベルの単語を勉強すれば問題ありません。
参考書については>>【効率重視】忙しい社会人に最適な英語学習の参考書8選【オンライン英会話も利用】をご覧ください。
文法力を上達させる勉強法
日常会話や海外旅行のレベルであれば、ぶっちゃけ、文法は勉強しなくても大丈夫です。
なぜなら、日本人が英語を話せない原因が、文法を気にしすぎるからです。文法が間違っていて通じなかったら・・・と思うと、なかなか話せませんよね?
しかし、実際海外に行くと、誰も文法なんか気にしていません。まずは、英語が伝わればいいので、最低限の文法を、フレーズで覚えましょう。
もし、文法を一から勉強し直したいという方は、中学 英語を もう一度ひとつひとつわかりやすく。という参考書が、分かりやすく解説しているためお勧めです。
リスニング力を上達させる勉強法
リスニングは、英会話のなかでも、相手の言っていることを聞き取るために、非常に重要なスキルといえますが、上達には時間がかかります。
なぜなら、英語には日本語にない、母音と子音があるからです。まずは、この母音と子音を理解することから始めなければいけません。
よく、「英語のニュースやドラマを聞き流しているだけで聞き取れるようになる」ということが書いてありますが、この方法だと英語が聞き取れるようになるまでに、かなり時間がかかります。
理由は、先ほども書いた通り、日本語にない母音と子音があるからです。反対に、英語の母音と子音を理解してから、英語のニュースなどを聞くと、すぐには聞き取れるようになりませんが、次第に聞き取れるようになるでしょう。
なぜ、すぐに聞き取れるようにならないのかについては、英語には、リズムがあるからです。日本語は単調なリズムに対して、英語は、単語によって強弱や、発音しないもの、単語同士をつなげて発音するものなど、様々なリズムによって発音されています。
正しい発音と、英語のリズムを勉強することが、リスニング力の上達に最適といえます。
わたしは、英語耳という本で正しい発音を勉強しました。英語のリズムは、海外ドラマやYoutubeで勉強しました。出来るだけ同じもの繰り返し見て、8割がた聞き取れるにしましょう。
リスニングをする時のコツは、最初から全部を聞き取ろうとせずに、はじめは、強く発音している単語を集中して聞きます。強く発音している単語を全て聞き取れるようになれば、8割ぐらいは、内容を理解できると思います。
瞬発力(スピーキング力)を上達させる勉強法
英語の瞬発力とは、瞬間的に英語を話せるようになる力の事を言います。
たとえば、海外旅行などに行った際よくあるのが、「言いたいことは頭の中でわかっているのに、口に出して言えなかった・・・」ということ。わかってるのに言えなかった・・・ともどかしくなりますよね。
これは、英語の瞬発力を鍛えることで、解決出来ます。
わたしがよく行っていたのは、目についたものをすぐに英語に直して発声する・・という練習法です。
たとえば、コップを見たら「Cup(カップ)」自転車を見たら「Bike(バイク)」このようにすることで、普段から、英語で考える癖がつきます。
声に出せない場合は、頭の中でもOKです。出来るだけ素早く言うようにします。
単語に慣れたら、文章を英語に直していきます。
文章を直す時は、どんどん話すための瞬間英作文トレーニングという参考書を使いました。
右のページに日本語が書いているので、10秒以内に英語に直します。10秒で直せなかった箇所は飛ばして大丈夫です。あとで分かりやすいようにチェックをしておくと便利です。
この練習をチェックが無くなるまで行います。
今までの練習も含め、英語を勉強するときは必ず声にだしてするようにして下さい。
発音の確認もありますが、英語の勉強法で「シャドーイング」というものがあります。
シャドーイングとは、いわゆる独り言のことを言いますが、覚えたことをアウトプットするということで、効率的に英語を勉強することが出来ます。
サッカーの本田圭佑選手も取り入れている勉強法なので、効果があるといえるでしょう。
社会人が英語を話せるようになるまでの時間
「勉強方法はわかったけど、実際どれくらいで英語は話せるようになるの・・?」と思うかもしれません。
一般的に、英語が話せるようになるまでは、「約1,000時間」かかると言われていますが、これは、あくまでもビジネスなどに必要な英語力に必要な時間です。
以下は、TOEICのスコアを上げるために必要な時間が書いてあります。
ビジネスに必要な英語力は大体TOEIC800点以上と言われています。
上記の表では、TOEIC400点の方が、TOEIC800点を取るには、約1,000時間となっていますね。
つまり、ビジネスで英語をつかうなら約1,000時間は必要ということです。
日常会話で必要な英語力は、TOEICのスコアで示すと、大体600点以上と言われています。
仮に現在のTOEICが400点とした場合、450時間かかります。
1日3時間勉強すれば、3か月程で達成出来ます。
「3か月なら楽勝じゃん」と思うかも知れませんが、3か月毎日勉強するというのは、なかなか難しいものです。特に社会人の方は、忙しい毎日のなかで、1日3時間の勉強時間を作るのは大変です。
しかし、この3時間をバラバラにとることなら出来るのではないでしょうか。
たとえば、通勤が1時間かかるのであれば、往復で2時間勉強出来ますし、晩御飯前に30分、寝る前に30分、これで3時間になります。
このように、スキマ時間を利用すれば、社会人をしながらでも勉強することが出来ます。
まとめ:社会人でも、日常英語なら3か月で話せるようになる
以上、社会人から英語を話せるようになるための方法を紹介しました。
最初に書いた通り、日本人は英語を勉強してきているはずなのに、苦手意識から英語を話せなくなっています。
苦手意識をなくすには、とにかく間違えても良いので、実践あるのみです。
最近では、英会話カフェといって、従来の英会話スクールのように、授業のように英語を習うのではなく、もっと気軽にお茶しながら、自然な会話を楽しむスタイルが人気です。
さらに詳しく知りたい方は>>【無料あり】初心者にもおすすめの英会話スクール4社【ニーズ別】をご覧ください。
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